双数姉妹活動履歴

  • 双数姉妹
     現実世界のルールにとらわれない 言葉や関係,集団の可能性を舞台製作を通じて追求する事をモットーに早稲田大学演劇研究会の有志により設立。
     俳優と演出家による恒常的な作劇作業を通じて コミュニケーションの断絶 そこからくる集団としての葛藤といった題材を、親しみやすく観客に提示する。
    装飾を極力排した構成的な舞台装置により 遊戯に近い演劇の発生的な起源を常に見すえている。

    双数<DUEL>とは
     例えば赤ん坊は 鏡をみてもそれが自分であると認識できず、たいてい いちばん近くにいる母親の姿を 自分に見立てて 『母親−イコール−自分』という認識をもちます。
     しかし そのちがいは日増しに大きくなり ある日 決定的に認識のまちがいに気付き イコールは崩れ 一度創りあげた世界は『ユデタマゴが激突(DUEL)してグチャグチャになるように』崩壊をよぎなくされます。
     こんな関係を(心理学用語で)双数関係(DUEL RELATIONSHIP)といいます。
  • 1990年

    早稲田大学演劇研究会を母体に団体を設立し活動を始める。
    劇研アトリエにて 旗揚げ公演『F人たちの音楽』を上演。
  • 1994年

    旗揚げより劇研アトリエを中心に公演を行ってきたが、4月に行った公演『H.C.E』でTHEATER/TOPSに初進出。これ以降、現在まで劇団のホームグラウンドをTHEATER/TOPSにおいて公演を続ける。11月には第8回青山演劇フェスティバルに『サナギネ』で参加、青山円形劇場にて公演を行う。東・西・南・北と分けた座席により見える芝居が違うという斬新な演出が賛否両論を呼び話題に。
  • 1995年

    5月に『コサック』をTHEATER/TOPSで上演。堺雅人(東京オレンジ)のゲストが話題になる。7月に東京オレンジとの合同公演として大隈講堂裏テントにて『コサックTOK_Oへ行く』を上演。この公演を最後に早稲田大学演劇研究会を脱退し、劇団として独立。
  • 1996年

    『16』で全労災演劇フェスティバルに参加。新宿スペースゼロで公演を行う。11月には恵比寿EAST GALLERYにて『ハクチカ’96』を上演。本火を使った演出やスモークを海のように使った演出が好評を得る。
  • 1997年

    5月に『SHOCKER』で下北沢本多劇場に初進出。11月にはTHEATER/TOPSで『3 BALKAN BOYS』を上演。これ以降何作かオムニバス形式の作品が続く。
  • 1998年

    2月に青山円形劇場にて『オクタゴン』を上演。アルティメットという格闘技のリングを模した金網のついた八角形の舞台で芝居を行う。9月には『オペレッタ』で紀伊國屋ホール初公演。
  • 1999年

    2月に『Some Girls』、8月に『安門天』をTHEATER/TOPSで上演。女優陣のオリジナルアカペ ラコーラスが好評を得る。
  • 2000年

    『双数姉妹神無き二人の霊歌』を紀伊國屋サザンシアターにて上演。猫のホテルの中村まこと氏を客演に迎える。ゴスペラーズの北山陽一氏が劇中の音楽を担当し話題となる。
  • 2002年

    『サナギネ-幼年期の終わりに-』を青山円形劇場にて上演。『成体サイド』『幼体サイド』と客席を2つに分け、それぞれ全く別の芝居を進行。物語終盤で2つの物語がひとつになるという1粒で2度おいしい公演。
  • 2003年

    5月『オキュパイ-THEATER/TOPSを占拠せよ!!-』を上演。架空の劇団ソウスウシマイが本番中の劇場を謎の武装集団が占拠するというお話。主宰の小池竹見が本人役で十数年ぶりに役者として出演。10月には同じくTHEATER/TOPSにて『やや無情…』を上演。文学座より中村彰男氏を客演に迎え、劇団として新たな展開を見せる。
  • 2004年

    THEATER/TOPSにて元黒テント・東京壱組の中村方隆氏を客演に招き『ファンシー★スグルとマナブと奇抜な父と』を上演。劇団当初のフリーエチュードでの作劇から小池が脚本を執筆するスタイルに変わり、作品としての安定感が増す。
  • 2005年

    5月THEATER/TOPSにて『ラバトリアル』を上演。あるビルの男子トイレを舞台に、現在と過去の時間軸を交錯させ、締め切りに追われる作家の悲哀と苦悩を描いた。12月、同劇場で『君はヲロチ』を上演。花組芝居の山下禎啓らを迎え、「半分時代劇・半分現代劇」と銘打ち、得意のメタ構成で時代劇に初挑戦。賛否両論を巻き起こす。この頃から「双数姉妹は毎公演、芝居のテイストが変わる」という定評が付き始める。
  • 2006年

    9月THEATER/TOPSで『トリアージ』を上演。日本に不当占拠されている架空の島を舞台に、テロ、や経済格差など、現代の日本社会の抱える問題をスピード感あるタッチで軽妙に描いた。客演には猫のホテルのいけだしん、かつての劇団員である柏原直人を迎え、劇団員も小池を含めて久々に総出演。30代の俳優たちの勢い溢れる芝居に。ロリータ男爵などでも活躍する、さとうこうじ氏にオリジナル楽曲を依頼し、6年ぶりに劇中歌を披露。歌モノ芝居の演出で定評のある小池の手腕が冴えわたる作品となった。
 
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