ソビエト - マヤコフスキィ生誕116年 -
- - contents -
- 舞台写真集
- ソビエト終了のごあいさつ
- 公演概要
- いよいよ3週間後の開幕と…
- 16年ぶりの改訂版です
- 『ソビエト』稽古場日記
ソビエト
-マヤコフスキィ生誕116年-
座・高円寺 秋の劇場09 演劇村フェスティバル参加
脚本・演出 小池竹見
座・高円寺1
(JR中央線「高円寺」駅北口 徒歩5分)
2009年10月21日(水)〜10月25日(日)
むかし、連邦(クニ)があった…
1993年初演、双数姉妹第8回公演 『ソビエト』を大幅改定して再演。
ロシア革命後の新生ソビエト連邦で、新しい世界にふさわしい新しい言葉を紡ぎだし、民衆をリードした詩人で劇作家マヤコフスキイ。
彼とその恋人リーリャ、リーリャの夫オシプの恋と革命の三角関係を縦軸に彼の言葉が 時代を作っていく様を描いた寓話的舞台(創作)を横軸に新たな時代の空気が いかにひとりのカリスマを求め、そして捨てていったかを軽やかに描く。
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cast
各務立基<花組芝居>
仲坪由紀子
井上貴子
吉田麻起子
中村 靖
五味祐司
青戸昭憲
熊懐大介
河野直樹
辻沢綾香
浅田よりこ
田中 佑<T1project>
満間昂平<犬と串>
渡辺いつか
舞台写真集
撮影:引地信彦
ソビエト終了のごあいさつ
16年たってなんで「ソビエト」をやろうと思ったのかといえば、フェスティバルへの参加ということで、もっとも双数姉妹っぽいことをやろうということだったと思います。
前作に出演したのは佐藤拓之(双数姉妹初舞台でした)と井上貴子だけという状況で、当時メインの役がらだった小野、苅部、明星などはとっくに退団してますし、今林や小林至はオヤスミ中。毎回別の劇団みたいに違うことをやってる感のある劇団ですが、16年で様変わりした劇団員とともに たまには過去を振り返って 双数姉妹っぽさを考えてもいいんじゃないかと考えました。来年で旗揚げ(劇団を立ちあげることを旗揚げと言ってました)から20年ですし。
当時のことでよく覚えてるのは、公演の1週間くらい前にある俳優が「これ大丈夫か?」という疑問を劇団員全員の前で投げかけたことです。作ってるこっち(作・演出)としては大丈夫にしなきゃいけないと頑張ってるだけなので「…」としか思えず、絶句していたところ、彼より後輩(当時、サークル内では厳しい上下関係がありました)の女優が「これは劇団の代表作になると思います」みたいなことを言ったことに非常に助けられました。今となってはどっちも正しい物言いだったと思いますが、公演が終わったあとはなんだか自分たちにしかできない特別な作品ができたという空気になれました。
今回はどうかと言えば、正直未だに終わったような終わっていなような変な感覚です。久々に開放的な大きな空間で作品を作り上げた達成感はありつつ、未完成な感じは16年前から変わっておらず、ああすればこうすれば…ばかりです。ただ 16年前、大学のアトリエでの最後の公演でソビエトから何かが始まったのと同じように 20年目がはじまる今、また何かはじめようという気分になっています。
今回のMVPは中村靖でしょうか。満を持しての7年ぶりの主役を十分こなしてくれたと思います。隠れファンの方も少なからずいらっしゃると聞きました。これからは声を大にして応援してあげてください。
今回も客演陣には大変助けられました。仲坪さんは今回も座組の柱でした。高さと安心感があります。渡辺いつかさんは得難いキャラの持ち主です。彼女の破天荒な逸話はいまだ劇団内で新鮮に語られます。田中佑は乾いたスポンジのように貪欲な向上心の持ち主。たぶん大物になるでしょう。今回、初参加の満間昂平(from「犬と串」)も若手とは思えぬシュアな演技で物語を支えてくれました。「犬と串」未見の方は是非。そして、花組芝居より各務立基。彼は僕の癒し系です。ちょっと疲れると立基を飲みに誘ったものです。初日2週間前にお願いして出演してもらった新川くん、柳内くん。本当にありがとう!
双数姉妹は2010年11月をもって設立から20年となります。(旗揚げ試演会の公演初日、1990年11月21日を劇団設立の日として考えております。)
オヤスミ中の劇団員にも声をかけて、節目の公演を盛り上げていこうと思っております。赤坂レッドシアターにて11月7日から、あらたな20年のはじまりとなるような新作を作り上げようと思ってます。
その前に。3月終わりには、吉田麻起子が全身全霊で書きおろす「東魂マキアージュ」の渾身の第1回公演がございます。下北沢 劇・小劇場でお待ちしております。
今年も なんらかの関心を持ってHPを見ていただき、ありがとうございました。2010年は もっともっと面白い芝居をお見せできるようがんばりますので、よろしくお願いいたします。
いよいよ3週間後の開幕となりました。
改訂作業もほぼ終わり、あとは…座・高円寺1の広い間口をより広く使うべく稽古というより訓練ですね。
16年前、マヤコフスキィさんのことを知ったのは、実は「ソビエト」というタイトルをつけた後でした。そんな非常に浅い知識をもとに、エチュードで集めたネタを構成し、カーテンを多様した演出と、なにより役者の爆発力でなんだかとんがった芝居ができあがりました。
今回も別に、歴史的な背景や、事実を描きたいわけではありません。それよりも、詩や演劇の最前衛であろうとした人たちの盛り上がりや、無茶苦茶さ、そして挫折や孤立。そんなものをナマっぽく再現できたらと思ってます。
16年前も、そういう題材が 劇団を旗揚げしたばかりで無知で自信過剰な自分たちの気持ちをくすぐり、何かすごいものを作っている気になることができました。
「ソビエト」という作品はひとつの遊具の発明だったと思っています。
公演前なので詳しくは言えませんが、俳優役と登場人物役が対になり、さらにそこに言葉を投げ入れる人が加わり…。それがあれば、一生遊んでいられる遊具を発明した喜びがありました。
それを見世物にするにはまた違った作業が必要ですが、今回もその喜びは変わっていません。
アバンギャルドというのはもともと、戦争における前線部隊のことです。つまり、味方をひっぱる英雄でありつつ、もっとも死に近い立ち位置です。
そんなピリピリしたところに最期まで立ち続けたマヤコフスキィさん、もてもてなのに恋愛が下手なマヤコフスキィさん。
そんな彼をモチーフにした人物を中心した《大騒ぎ》を、高円寺のあらたな演劇の最前線?にて繰り広げるつもりです。
2年前のあの「わっか」も再登場の予定です。
みなさまのお越しを心からお待ちしております。
16年ぶりの改訂版です。
ロシア革命直後の新生ソビエト連邦で、新しい世界にふさわしい新しい言葉を紡ぎだし、民衆をリードした詩人で劇作家マヤコフスキィ。
彼とその恋人リーリャ、リーリャの夫オシプの恋と革命の三角関係を縦軸に
彼の言葉が 時代を作っていく様を描いた寓話的舞台(創作)を横軸に
新たな時代の空気が いかにひとりのカリスマを求め、そして捨てていったかを描いた作品だったと記憶していますが、見ているひとにはそうは伝わっていなかったと思います。
初演時はソ連が解体されたばかりで、マヤコフスキィに関する情報もソ連時代の情報統制下からもれてくるわずかで、しかも眉唾なものでした。
それから16年、マヤコフスキィ研究もだいぶ進み資料も豊富になりました。
そんな状況も踏まえつつも、旗揚げから3年目の無知ゆえの自由さを失わず、新たなソビエトが立ちあげたいと思っております。
10月、高円寺でお待ちしております。
公演概要
座・高円寺 秋の劇場09 演劇村フェスティバル参加
- 日程
- 2009年10月21日(水)〜10月25日(日)
タイムテーブル10/21(水) 19:30
10/22(木) 19:30
10/23(金) 19:30
10/24(土) 14:00 19:30
10/25(日)13:00 18:00
※受付での当日券の販売は開演の1時間前より行います。
※開場は開演の30分前となります。
- 場所
- 座・高円寺1
03-3223-7500
※JR中央線「高円寺」駅北口 徒歩5分
- 料金
- 前売3,500円(全席指定)
- 前売発売日
- 2009年9月5日(土)
- チケット取扱
- 座・高円寺チケットボックス 03-3223-7300
チケットぴあ 0570 -02-9999 http://t.pia.co.jp
イープラス http://eplus.jp (パソコン&ケータイ)
TICKETS@TOKYO http://www.goticket.jp/(公演前日18時から当日まで販売)
劇団オンラインチケット
※オンラインでお申し込み後、ご入金が確認されました時点で予約成立とさせていただきます。ご了承ください。
- お問い合わせ
- duel sisters 03-3227-0644
制作メールアドレス:master@duelsisters.com

