明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。(管)
昨年は、『20年目の正直』に御来場いただきましてまことにありがとうございました。
久々のメンバーも顔をそろえ、今の劇団の精一杯を表現したつもりです。何年ぶりかに双数姉妹を見に来ていただいた方も多かったと思います。初めて見てくださった方も、たくさんいらっしゃいました。本当に感謝しております。
当日のごあいさつにも書きましたが、昨年夏ぐらいから急に舞台を見るようになりました。ここ数年どうしても知り合いの劇団に偏りがちだったのですが、日本の演劇事情に関する勉強会などに顔を出すうち、さまざまな出会い、再会などがあり、「やっぱり見てないと話もできないなぁ」と痛感したり、たまたまチケットを買って見に行った公演が面白かったりして、はまりました。刺激も受けました。
11月公演を終えて、今思うことは「個人の個性から生まれるオリジナリティだけではダメだなぁ」ということです。
劇団にしても、プロデュース公演にしても個人の発想の積み重ねで出来て来ているわけですから、必ずなんらかの個性、オリジナリティは出てきます。その個性から当然、集団や公演のなんらかのオリジナリティが生まれるわけですが、それだけでは弱いなぁということです。演劇の歴史だったり、日本の表現文化だったり、美しさをめぐる状況だったり…、そういった網目の中で自分たちはどこにいるのか、いるべきなのか、しっかり見極めていかないといけないなぁと、思っています。
勉強すること、人と出会い話すこと、考えること、稽古すること、そして作品をつくること。やるべきことは多いなぁと改めて感じた20年目でした。
別に小難しいことをやろうというのではありません。お客さまに楽しんでもらいたい欲求は変わりません。「見たことないものに出会った衝撃」を届け続けるために、さらにどうしていけばいいのか。そんなことを考え続けていきたいと思っています。
小池竹見